2011年12月23日 「石巻クリスマス会 in 渡波T酒店」

(※この記事は、1/11, 13, 14に新しい感想文を追加しました)

今回はクリスマスの時期ということで、いつもお世話になっているT酒店様に再度お願いし、お店を貸して頂いて「石巻クリスマス会」として、教会全体で行うことに致しました。以下の7つのプログラムを企画しました。(1)冬物衣料・お正月用お餅配布、(2)お汁粉炊き出し、(3)渡波周辺地区個別訪問、(4)仮設渡波北部第二団地物資配布、(5)くじ引き大会、(6)クリスマスボックスプレゼント、(7)クリスマスキャロリングとメッセージ、です。

当日の奉仕者は60人と、これまでで最大規模となりました。特に今回は東京武蔵野福音自由教会(MCC)から9名の方が車と電車で、また名古屋西福音自由教会から5名の方々がはるばるバスを運転して応援に駆けつけ、事前準備から助けて下さいました。また、クリスマスボックスは全国の福音自由教会の方々が、心を込めてラッピングをし、メッセージカードを書いて下さり、段ボール数十箱分をお寄せ下さいました。この場を借りて御礼致します。・・・そのようにして送られたプレゼントを、靴箱大のボックスに納めた「クリスマスボックス」を200個作りましたが、その最終チェックと梱包作業の風景を、記事下部のギャラリーでご覧になることが出来ます。(左上の「i」をクリックすると説明文が出ます)

今回はまた年越しが近づいているということもあり、お正月用のお餅とあんこをセットにして200個作成し、被災者の方々に配布させて頂きました。このために東海聖書神学塾のモニカ・ブレッテル宣教師を通して与えられた支援を用いさせて頂きました。こちらも、厚く御礼申し上げます。

実際の活動ですが、(1)~(4)については、4つのチームに分かれて、1~2時間程度で同時並行に行いました。割り当てとしては、(1)と(2)を当教会メンバー中心に、(3)をMCCのメンバー中心に、(4)を名古屋西教会のメンバー中心に、それぞれお願いしました。 各チームの活動がほぼ収束した後、全体で合同してクリスマスソングを3曲歌い、当教会の吉田耕三牧師が3分メッセージを語らせて頂き、その後にクリスマスボックスをお渡ししてお開き、という流れで行われました。

この場所では既に幾度か活動させて頂いているせいか、地元の皆様も約170人と、とても多くの方々が集って下さいました。当日はあいにく風速10mに達するような強い北風が吹いていましたが、忍耐強く列を作って待っていて下さったことには、頭が下がる思いでした。

今回も、教会近くのトヨタレンタカー様からトラックをレンタルしましたが、支援活動ということでご配慮下さいました。感謝致します。

以下は、実際に奉仕をさせて頂いたメンバーからの感想になります。




渡波町にあるT酒店様を拠点とした23日のクリスマス会に、今回初めて東京から同じ教会、同じ職場のメンバーで参加させて頂きました。 折しも大寒波が訪れたこの日は凍えるほどの北風が吹き荒れ、東北に来た実感が湧くと同時に東北で生活される皆様がこの寒さと毎日闘っていることを思い知らされました。

数ある活動の中から、私は戸別訪問を担当させて頂きました。お正月を越せるようにとお餅とお汁粉のセットと、クリスマスプレゼントを3人1チームの編成で 携えて渡波町のお宅を一軒ずつ訪問しました。 訪問する中で驚いたのは、どなたも見ず知らずの私達に対して親切にして下さったことです。東京の新興住宅地で生まれ育った私は、初対面の訪問者に対して警戒心を持ってしまう癖があり、今回私が逆の立場だったら恐る恐るボランティアの人達に接していたと思います。皆さん、人を自然に信じることが出来るんだな あとこの土地の懐の深さを感じました。

あるお宅は、 お茶やお菓子をご馳走して下さって、震災当時のお話 を沢山して下さいました。皆さん言葉に尽くしがたい辛い経験をされているのに、どうして見ず知らずの私達にこんなに優しくして下さるのだろうと目の覚めるような思いでした。何度も「若い人はこれからだよ」 と仰っていて、自分がこれから出来ることを問われま した。お話される途中涙ぐむ方もいらして、今日に至るまでどれだけ多くの人の涙がこの土地に染み込んできたのだろう…と考えました。

戸別訪問を終えて、皆でクリスマスキャロルを歌いま した。凍てつく空気の中皆さん耳を傾けてくださって ありがたかったです。 又、お菓子教室に通っている同僚の提案で、クッキーを160枚程準備し、それぞれに手書きのメッセージカードを付けて配ることもできました。石巻には来られな かった沢山の人たちも東京でこの準備に関ってくれました。 仙台福音自由教会の皆様の段取り力の素晴らしさにも驚嘆しました。日頃から丁寧に準備されているのが至る所で感じられました。大人数で泊まらせていただき 本当にありがとうございました。又教会のメンバーや同僚と一緒に訪問させて頂きたいです。

(東京武蔵野福音自由教会 福田桃子さん)






初めての参加でした。私は戸別訪問を担当しました。前日香港から来日したばかりのSさんと一緒に、お正月準備のおもちとあんこ、小さなクリスマスプレゼントを届けることになりました。とても緊張しました。自分たちの訪問の目的を忘れてしまいそうになるほど、拒絶されたらどうしようという不安ばかりが心の中にありました。でも、一軒目から、「どうもありがとう。うれしい。」という感謝の言葉をいただき、一瞬で不安はなくなり、自分の方がいやされてしまったことに情けなくなりました。プレゼントはあと4つ。精一杯大切に神様の愛を届けなくては、と祈り直しました。三件目のお宅に行くと、おばあさんが「ありがとう。ありがとう。」と、とても喜んでくれました。「寒いでしょう。」と私のコートのフードをかぶせてくれて、玄関の中に入れてくれました。「物資配布とかあるけれども、こんなふうに家まで来てくれたのは初めて。」と、涙を流して喜んでくれました。私が「こちらは夕べ香港から来たんです。」と紹介すると、奥からご主人を呼んでくれ、二人でお話を聞かせてくれました。

自分たちの家は津波の被害はなかったこと、でも地震で大変な思いはした。けれども、津波の被害がないため自分たちには何も援助がないこと、不平等を感じていること。今まで一度もお家に来てくれた人がいなかったこと。私たちの訪問がどれほどうれしいか、ということ。

お話をしてくれている間、私のフードが脱げるたび(フードをしたままお話を聞いては失礼じゃないかと取っていた)、おばあさんは、「寒いからちゃんとかぶらなきゃ。」と何度もかぶせてくれました。優しい笑顔でした。温かい涙でした。

外から見ただけでは、その苦しみはわからないと思いました。悲しみや苦しみは、比べるものではないし、隣に大きな苦しみを抱えている人がいる人ほど、自分の苦しみを我慢してつらい思いをしているのかもしれない。一人ひとりが持つ心の痛みは、誰もわかってあげることはできないけれど、神様は全てご存じだから、今回私たちをこのご夫婦のもとへ送ってくれたのだと感じました。

(仙台福音自由教会 菅野麻里さん)






12月23日の石巻クリスマス会に参加してきました。私は、特に、流山教会がとりまとめ役となって送って下さった関東東地区教会などの支援金で、もち米1kgとチキンナゲット5個入りのパック、単3電池10本入り、手製のクリスマスカードを、クリスマスの飾りが印刷してあるビニール袋のパックにして120個用意し、また、岩手県金ケ崎から、有機農業をやっている村井兄が、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎをそれぞれ袋詰めにして持参したものを、私の小型車に詰めこんで出かけました。当日は、寒風の強い古川にも劣らない強風の中、大勢の人がクリスマス・プレゼントとして、喜んで持って帰ってくれました。実際には、石巻まで行けなかった古川の姉妹たちが、配布前日に教会に集まり、ビニール袋のパック詰めを手伝ってくれました。本当に、兄弟姉妹たちの愛のクリスマス・プレゼントになったと思っています。

(古川福音自由教会 栗原延元牧師)






3月11日の東日本大震災からいつのまにか9ヶ月以上も過ぎ、クリスマスを迎えようとしていました。いつもの支援活動に加え、石巻クリスマス会として開催し、プレゼントという形をとった神様の愛を、お渡ししたいとの思いに沢山の方が応えて下さり、プレゼントの品々が次々と教会に届けられました。お一人お一人の想いのこもった品物は、素敵にラッピングされて、それぞれにメッセージが添えられていました。私は主人と共に祝田仮設住宅へのプレゼントボックスお届けグループに、参加させてもらいました。祝田仮設住宅は地盤沈下のため、満潮時には道路に海水が浸水して来るような所を通って、細い坂道を登った高台の9世帯ほどの仮設住宅地区でした。

訪問したお宅の方は津波で家も持ち船も流され、ご本人も車で逃げる途中で津波に襲われて、車外に逃げ出したものの津波に飲み込まれあちこち打撲を受け、どうして助かったか分からないと言っていました。沢山の方の愛が詰ったプレゼントボックスをお渡しするとそれは喜んで下さり、「このお返しに一日も早く元気になって、働けるようになるからね」と言って下さり感激でした。

“あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。(ルカの福音書10章27節)”
“あなたも行って同じようにしなさい。(ルカの福音書10章37節)”

このような神様の御言に応える機会を与えて下さる多くの支援者の皆様に、感謝と共に豊かな祝福が有りますように・・・。

(仙台福音自由教会 石川厚子さん)






先発隊として仙台を8時40分に出発し場所をお借りするT酒店さんに10時10分に到着しました。すでに10名以上の方が店内に待っておられました。準備のお手伝いをいただきながら本隊到着を待ちました。今回は一般物資は少なく衣類が中心でした。多くの衣類をハンガー等に掛けて選びやすい工夫をしました。15人ずつ10分区切りで始めは衣類5点、物資2点を選んでいただき、物資がなくなった時点で衣類7点と変更しました。今までになくゆっくりと衣類を選んでいただいたように思いました。

今回の大きな特徴は出口でお土産をお渡しした事です。仙台教会からは“お餅とあんことカレンダー”古川教会からは“もち米と鶏のから揚げ”名古屋西教会は“ペットボトルのお水”です。お餅とあんこは地元に利益還元と言う意味でタカヤス酒店さんに注文した物でした。物資配布は始めの方がどうしても有利?になり心苦しくなりますが、お土産は平等にお渡しできますので、嬉しい事でした。

物資チームは地下室で、お汁粉炊き出し、キャロリング、クリスマスボックスプレゼントはお店側で行われました。寒風の中、大勢の方々が賛美する姿を見せていただき感動しました。最後まで大勢の方に参加していただきました。神様の見守りと導きを感じずにはおられませんでした。最後に名古屋西教会の愛する兄弟、姉妹方のご奉仕に感謝いたします。

特に3日間石巻と仙台を往復運転して下さったM兄、感謝いたします。

(仙台福音自由教会 物資担当 高橋裕子さん)






 



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2011年12月23日 「石巻クリスマス会 in 渡波T酒店」 への2件のフィードバック

  1. isikawateruyo のコメント:

    1年間被災地を支援し続けてきた仙台教会の方々ごくろうさまです。
    お疲れではないでしょうか?
    私も1度被災地を訪問したいと今になってしまいました。
    4月に行きたいと思います。
    4月の支援活動日がわかれば教えてください。
    よろしくお願いします。

  2. 浜岡典子 のコメント:

    素敵なプレゼントボックスが出来、配られた事を感謝致します!! ご奉仕された皆様に、被災された方々に、神様の豊かな祝福がありますようにとお祈り致します。

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