「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」(ヨハネ15:12)
「互いに愛し合うこと」が、結婚生活の基本です。しかし、この「愛する」とはどういうことでしょうか? 聖書の原語(ギリシャ語)では、3種類の愛があり、それぞれ使い別けられています。
1.エロス(恋愛の愛)=愛されることを求める愛 相手にばかり求める故に、いつも「〜してくれない」と不満がつのっていきます。夫婦最が互いに「〜してくれない」と言い合うようになる時、その夫婦関係は下降してばかりです。エロスの愛では、結婚生活は成り立たないのです。
2.フィレオ(家族の愛・親友の愛)=見返りを要求する愛 自分がこれだけやっているんだから、相手もこれくらいのことをしてくれるのが当たり前、これがフィレ才の愛です。当たり前と思えば相手への感謝の気持ちは出てこず、自分の期待通りでない時は、不満ばかりが大きくなります。これでは本当に幸せな家庭生活を築くことはできません。
3.アガペ(神の愛)=一方的に与え尽くしていく愛(見返りを要求しない愛) 当然受けるべきものさえ要求しないで、一方的にあたえる愛、これが聖書で「互いに愛し合いなさい」と言われる愛です。自分がおかれている場(家庭)で、自分に与えられている役割(使命)は何かを考え、相手がどうであれ、まず自分がそれを果たしていく、その愛を土台として幸せな家庭が築かれていくのです。
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